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2007年9月29日 (土)

サンライナーの車中から

岡山=福山間を走る快速サンライナーで通勤(?)です。

Img_6909 帰りの車中から、福山城と(天守閣はとなりにある)石垣とビルと「府中」行きの電車と。

体調が良くないので、不調オーラがお店から出ているのか、お客さんが極端に少ない。おかげで、ちっとも忙しくない、、、ヒマ疲れしそうなくらい(^-^;

みんな、お疲れなんだね~きっと。

Img_6894 どこかで見たようなへんちくりんオブジェが作品展会場の畳部分に秋の雰囲気を添えています(?)

なんでも役に立つもんだわ

Img_6897 外の通りから会場内をウィンドー越しに見ると・・・・・

えぇっ!!向こうの方に首なし女子高生がーーー

向かいの服屋さんのマネキンが写っているので、ご心配なく~~誰も、心配してないって!

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2007年9月27日 (木)

疲労

昨日作品展初日。お客さんは、まあ少ない。でもボチボチいらっしゃって、お話しながら買っていただいたり・・・

夕方、やけに疲れたなぁ、、と思ってた。けどいつものこと。でも夜眠れない、身体全体きつい、アタマががんがん痛い熱もかなり高い。こりゃダメだわ。 朝一、医院に行った、見立ては「疲労」

Img_6884 昨日、朝ギャラリー「ふくふく」に着いたら、秋らしい花かごが届いていた。

イマイチ気分のすぐれない私に、カツ!!を入れてくれるような立派なお花だ♪♪

Img_6889 いつもの私の作品達と、手前にネックレスが・・・

見慣れたこの作品群も、ここへ来ると落ち着かないのかしら。。。(^^)b

Img_6881 遊びごころで作った同じような2個。右の灯りはお買い上げいただきました^^

左は。中に筒花入れを入れて、道ばたで採った野草と、実家のひまわりが生けてあります。

今日生けようとお花を準備していたけど、お休みしたので、ちょい心配。まっ、体調を治すのが先決ね!

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2007年9月23日 (日)

案内状

超脱力・自堕落・極楽極楽・充電・・・の昨日・今日だ。工房に行かずに家にこもると、こうなってしまう。なんとまぁ。。横になったまんま、新聞を隅々まで読んで、本でも読んで、テレビでも見て、腹が減ったら何か食べて、また寝る。なんて極楽生活なんだ!

あまりに長時間、身体を横にしていたので、縦にすると重力を感じて、ダルイ。

Img_6877 自作の案内状

300枚作って、250枚会場に託したが、あと、自慢にもならんが、自分では1枚も切手貼って出さなかったよ・・・そんなんでお客さん来てくれないよな~

せめて、ここで。ブログで見たような作品ばっかりが、並んでいるはずです。楽しいです、きっと。

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2007年9月21日 (金)

準備完了!

終わった。作品展の準備完了です。あとは、25日の搬入のため前日に車に積み込んで突っ走るだけやわ~

備前焼の引き立て役にと、布の小物達と絵手紙も持ってきてもらったし・・・

その週だけは、商人になって売りまくりまっせ~っていうのはウソ。売れませんそんなに、私は作り手ですから、接客は超苦手ですから・・・

Img_6875 今日はもう仕事することがなくなった。。。。。はて、と。居眠りでもしながら、ぼやーっと考える。

このお皿、売りに出さないの?

はい、ほこりかぶったままだったので、洗って記念撮影してあげたん。

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2007年9月19日 (水)

落ち葉拾い

週一回のアクアビクスに行った。私より年上の人が断然多そうだ・・・もちろん、女性ばかり。みんな元気だ!この時間はプールが使えないので男性はジャグジー風呂とかで、おんなどもが水中で踊っているのを見ている。。。ヤな感じ~ま、私を見ているわけじゃなくて、筋肉も美しいコーチを見ているんでしょうけど(^^;

Img_6868 先日公園で落ち葉を拾った。本の間にはさんで押し葉にしています。

これも展覧会を秋らしく演出するための小道具や・・・それにしても暑いなあ~紅葉の季節にはほど遠い。。。のに、今から落ちている葉っぱって?どうしたん?

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2007年9月18日 (火)

暑い日が続きます

相変わらず30℃をゆうに超える日が続く。湿度も高くて、夏バテなか細い身体にこたえるなぁ~

午後、一人工房にこもってごじょごじょと展覧会の準備。値段付け、新聞紙で割れないように包んで段ボール箱へ・・・大体終わったよ、ふぅ~

Img_6863 まだまだ器は残っている。

碗と台付きの小鉢を秋色ディスプレーにしてみましたよ

備前のヒダスキと同じ色合い・・・同化してるけど、いいんじゃなーい、、、それが、どうかした?ん??

Img_6867 簡単だから、サラダをよく食べる。今、うちのサラダボールはもっぱらこの楕円の大皿。

長い方が30㎝以上、大きくて深さがないのでこの中でドレッシングと和えて、たっぷり食べる。

今日のは、しらす干しやカッテージチーズやミニセロリや・・・入れた。

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2007年9月15日 (土)

秋色の和紙

Img_6856 秋色の和紙を買ってきた。展示用に。備前焼は濃紺が似合うが、今回の展覧会は秋を意識したディスプレーにしようかな~なんて。

要するに、作品が小さくて存在感がないから、少しでも綺麗に見えるように展示して、買う気分になってもらうか・・・ってことかな(^^ゞ

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2007年9月14日 (金)

使い道は?

福山市での作品展を前に、一つ一つ値段付けをしている。私の作品は小さなものばかり、数百円のものもたくさん・・・なんだか分からなくなってきて少々どうでもいい感じになってくる、、考えながらも適当にタックシールを貼っていく(^^;値段付けるのって超むずかしい!

Img_6846 灯りにしようかな、と思って板状の粘土を立てて輪にして切っただけのものを焼いた。右は中に電球入ってます。

左のは、中に筒花入れ入れてます・・・土そのまんまみたいな雰囲気なので植物との相性が良いようです、、、造花だけど。

Img_6850 先日窯から出た扇形のお皿のうち、割れたカケラのくっついたものを家に持って帰って使っています。

イチジクと焼き茄子を生ハムで巻いて、辛子マヨネーズをビロ~ン・黒胡椒をパラッとかけて、セロリの葉っぱをのっけた。

和風なお皿だし・・・イマイチ似合いませんなあ~

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2007年9月12日 (水)

水曜日は・・・

水曜はプールの日。今日もピカッと晴れて日中暑かった、日陰を選んで自転車をこぐ。雨が少ないなぁ~岡山は。

Img_6820 新作マグカップ

コーヒーカップよりやや大きめのお皿なし

秋の夜長に お好みのホットドリンクをリラックスしていただくのはいいね~

Img_6821 花入れや鉢に水漏れがないか?水を張って検査中

この手付きの小花入れは2個とも、××でした。ショック!引っ付きキズと石ハゼからの水漏れ。

もう少しにせまってきた作品展が気になりだした・・・うぅっ~明日から本気で準備しよっ◎

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2007年9月11日 (火)

一日の終わりに

一日の終わりに・・・ブログを書く。今日もとりたてて変化のない日常、こんなもんです。ちょっとだけ、違ったのは、山麓窯へコーヒーカップなど納品に行ったこと。売れるといいなぁ。

Img_6832 今回の窯から出てきたぐい呑み。

自分で言うのもなんですけど・・・最近、ぐい呑み作るの上手くなったなぁ(^^ゞなぜかしらん

焚き口のところで、割木の恩恵を受けたのが、一つ渋い色になっています。

Img_6834_2 この中の2個、アップで

一つは秋らしく、トンボがとんでいます。そういえば、ここ数日トンボをよく見るようになったな~

もう一つは、その割木の恩恵ぐい呑み、、、登り窯だと、こんなんばっかりだ、いいなぁ

Img_6837

もう一種、ぐるぐる豆皿

箸置き兼ちょっと珍味or漬け物などに・・・

Img_6830 今まさに!夕日が沈む・・・

と言っても、これは昨日の夕日

夕日を見ながら、明日はどんな一日かなってちらっと思ったけど、どもない日だったわ。

それでいいのです。

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2007年9月 9日 (日)

日曜日

Img_6811 今、ぜひやらなければいけないことは何もない。ホントに最低限のことだけやって、あとはな~んもしない。

いそがしい日もいいけど、な~んもしない日も好きだなぁ。。。夏向きの竹製の輪っかのブレスレットを意味もなく右手に付けたり、左手に付けたり・・・おっ!右手の方が大きいぞ。。。。。焼けたハートです。

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2007年9月 8日 (土)

小説「ぐい呑み」 第2章

P1020725jpg_2 男は、作った肴を手早くテーブルに並べ、まずビアグラスを空けた。それから、備前のぐい呑みに冷酒を注いだ。表面が揺れていた。呑むうちに、酔いがしみるように広がっていった。それとともに、心に温めてきた一つの想い、「備前に行きたい」という気持ちがだんだん膨らんでいくことが分かった。その想いは、止めることができないものだった。
 翌朝、男は、小さな旅行カバン一つを持って、新幹線の駅に立っていた。大粒の雨がホームに吹き込んでいた。

Img_6387jpg 新幹線を赤穂線に乗り換え、男は伊部の駅で降りた、すっかり雨は上がっていた。駅を出て、レンガ造りの煙突を左右に見ながら、土塀をめぐらした家並みしばらく歩いていくと、左側に陶芸展の小さな看板が見えた。備前の小品展だ。男は、その門をくぐった。
なかに入ると、意外に広い展示フロアーがあり、奥には庭も見える。庭の明かりを背景に生け花も飾られていた。シルエットで見る花も面白いなと思った。並べられた展示品を見ていくうちに、一つの作品に目がとまった。何の変哲もないように見えるが、なぜか気になる歪みのある備前のぐい呑みだった。「買いたい」という衝動が走った。男は、そのぐい呑みを旅行カバンに入れて、門を出た。その時、ひとりの女とすれちがった。

Img_5602 女は、重い頭を抱えながら。門を入った。「ごめんね、遅くなっちゃって」。昼で受付を交代するはずだった先輩に「言い訳」を言いながら、席に座った。「昨日は呑みすぎたかな」、繰り返す反省は、もうたくさんだった。
お客は少なかった。受付でいつの間にかうとうとしていると、時間になった。作品展を閉めるために、会場を見てまわって、自分の作品が一つ売れていることに、はじめて気がついた。出品することもためらっていたあのぐい呑みだ。「誰が買ったんだろう?」、気になりはじめた。家に帰って、先輩に電話を掛けた。「ああ、あなたが来るちょっと前に、旅行カバンを持った男性が買って行ったよ」という先輩の声とともに、門ですれ違った男の影が浮かんだ。

P1020523 男は門を出ると、しばらくの間、街中をゆっくりと散策して、駅に戻った。再び電車に乗って、小さな駅に降りた。駅前からバスに乗って向かったのは海の町だ。観光案内で見た海の姿が、少年時代にすごした町の海と似ている。一度、行ってみたいと思っていた。それに「牛」と「窓」という不思議な字の組み合わせが、心にひっかかって離れなかった。バスを降りて、男は高台に登っていった。広がった海に、雲を焦がした夕陽がきれいだった。男も夕陽に染まっていた。やがて、高台を下りて、港に向かった男は、一軒の居酒屋を見つけた。暖簾に「伊都島」と書かれてあった。

Img_6199 暖簾をくぐると、中は薄暗く、古い民家を改築したのだろうか、天井には太い梁が見えた。黒い柱も鈍く光っていた。正面のカウンターにつくと、奥からマスターが出てきた。「こちらの方は、初めてで?」と訪ねながらお通しを置いた。男は、ビールとままかりを注文した。ビールを開けて、地酒をたのむと、「今夜のぐい飲みはどれにしますか」とマスターが竹かごを差し出してきた。男は、しばらく眺めて、黒天目の厚手のぐい飲みを選んだ。地酒をたっぷりと注いで、ぐい飲みを口元に持っていったとき、なぜか甘い香りがした。
 その時、男は予定を変えて、少年時代をすごした海の町に足を伸ばしてみようと思った。

Img_5926 翌朝、女は目覚めてからも、しばらく起き上がらなかった。ぐずぐずと朝食を済ませたあと、陶芸展の会場に向かった。「今日は、午前中が当番だわ、いやだなー」と思いながら、自転車を走らせて会場に向かった。それでも、坂道にかかると、風が髪に気持ちよかった。
 会場について掃除しながら、棚を見ると、やはりあのぐい呑みはなかった。「誰も買わないから、自分で使おう」と思っていただけに、急にさみしいように感じた。そして、すれ違った男が妙に気になった。

Img_4429 午後、女はプールへ行った。週一度のアクアビクスの日だ。プールの屋根は開閉式で、その日は、明るい光が水面に反射していた。女は、もっぱら水中ウォーキングを楽しんでいた。隣のコースでは、子供たちが泳いでいる。突然、大きな水しぶきが逆光を受けて飛び散った。飛び込んだ少年の、陽に焼けた肢体が光の中にあった。そこに、子供の頃を過ごした海の町で、よく遊んだ少年の姿が重なった。
 プールサイドでインストラクターが「立ち止まらないでくださーい」と叫んでいた。女は、再び水の中をかき分けるように歩き始めた。なんだか、体が軽くなったように感じた。
                               (第2章 終り)

☆あとがき☆

小説「ぐい呑み」第2章はコメントに寄せてくれたeizan23さんの作品です。 第1章とあわせて、じっくりと味わってください。

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2007年9月 7日 (金)

備前焼の手入れ

「手入れ」と言っても、「備前焼のお手入れ方法」ではありません。備前焼を窯出ししたら、砥石とサンドペーパーでスリスリゴリゴリして水洗いしてきれいにします。備前の焼き物屋さんでは、この事を「手入れ」と言うことが多いような気がします。

Img_6804 昨日に続いて、今日も「手入れ」した

秋らしく、枯れ葉色に木の葉小皿が焼けました

Img_6808 この器は「丸」でもなく「楕円」でもなく「菱形」でもなく・・・菱形の角を取って、丸に近づけたようなカタチ

大小、あります。使い勝手がいいよ、多分。

岡山は今日も暑かった。

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2007年9月 6日 (木)

窯出しは。。。

何十回となく窯焚き→窯出ししているけど、良くできた!!と思うことは一度もない(^^;いつもいつも、イマイチ~~今回も例外でなく、イマイチ~~

Img_6780 巻き付けた稲藁が、真っ白い残骸となって・・・

ヒダスキが、、やや少ないようです。温度が高くなりすぎて飛んだかなぁ~

Img_6785 窯焚きはリスクが付きもの。大きくひび割れた徳利と、爆発して飛び散った小花入れ。

飛び散ったカケラが他の作品に何個かくっついていて、はぁ~むかついた。。。原因は分かる、、以後気を付けます^^

Img_6790 石膏型抜きで作った扇形のお皿

ほぉーー料理屋さんみたい、和食を上品に?盛りつけて、、、いかが。

Img_6794 取っ手をちょぼんと、付けてみました

晩秋から冬の鍋物に使えるかな、小丼な大きさ、ちょっと歪みっぽく作ってます

スープやサラダを入れてもいいな、多分。

今日も岡山は暑かった。

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2007年9月 5日 (水)

夏にやり残したことは・・・

この夏やり残したこと、ありませんか?歳を重ねると、そんなこと考えなくなるけど・・・海?行ってない、山?行ってない、花火?見てない、旅行?行ってない、夏休み?そんなの関係ない、ふ~~む、末期症状か?

スイカ?食べた、ウナギ?ちょっと食べた、かき氷?食べてない・・・暑さにジッと耐えていたこの夏でした。。。まだ続く、ひどい残暑。

Img_6767 私のグチにうんざりしたら、この青柚の画像でも見て気を紛らわしましょう

まだ小さくて固い青い柚。日当たりが悪いのに、けなげに沢山の実を付けて・・・

この実が黄色くジューシーになる頃には、この夏の厳しかったこと、忘れてるのかしらん。

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2007年9月 4日 (火)

夏の終わりに

9月になっても30℃を超える日が続く。けど、季節はちゃんと移っています。蝉が鳴かなくなって、夜、コオロギの大合唱。。。窯を焚いてきた。

Img_6775 夜は窯焚きの時だけ灯りが点く私の工房。

夜、はげしい雷雨。でかい雷音とともに、停電。数分間で復旧したので、、ホッとしました。その間、灯油窯800℃台だったけど消火してて、どんどん温度がさがっていた。

雨はありがたかった、恵みの雨。

Img_6773 ログキャビンの工房の丸太組

もう何年になるかなあ・・・蜘蛛の巣がいっぱい張っているよ

それにしても、この丸太の組み方は綺麗だな♪♪

Img_6771 庭のイタリアンパセリに

こんな虫が沢山住んでいる。綺麗な蝶になるのか、蛾になるのか、、、私は知りません。

でもね~この虫、イタリアンパセリと同じにおいがするの。。。

もう、イタリアンパセリ、食べる気がしなくなりました(^^;

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