2007年7月31日 (火)
2007年7月29日 (日)
2007年7月27日 (金)
2007年7月26日 (木)
汗だく窯出し
先日窯焚きした作品を出して、磨いたり洗ったりしている。備前は無釉の焼き締めだから、、、でもあると思うけど、この手入れの作業がけっこう重要で手間がかかる。湯呑みの縁が上手く磨けてなくて、とがったものが付いていたら、お茶を飲んだら、唇から真っ赤な血がしたたる~ことになりますからね(大袈裟)
なんだかーーお疲れさんっ!て感じ
今回の焼けは、自己評価、あまり良くないよ~いつものこと、、、だけど。こんどこそ!
この鉢やカップは、今日広島の「備前焼ギャラリーちひろ」へと旅立ちました。使ってくださる人に巡り会いますように!と思いながら荷造りしたよ。
ああ~今日はむしむし蒸し暑かった。
2007年7月25日 (水)
梅雨明け3日目
今、遠くで雷がなっている。梅雨明けしてから、ホントにピカッと晴れて暑い・・・こんな日が続くと思うと、もっともっと暑くなるぞ、、と思うとぞ~~っとする。
今日は アクアビクスの後、友人と作陶展を見に行った。
天野智也さん、私もお手伝いに行ったN師匠に長い間師事し、現在は赤磐市に窖窯(あながま)を自作で築いて がんばっている若い作家です。栞を見て計算したら、30代後半だったな。
窓辺に徳利と 様々な、備前とは思えないような感じのも・・・ぐい呑みが、並んでいて
このギャラリー(ガレリアプント)でお茶もできます。
なんだか、カリッと美味しそうに焼けた ポットや急須たち。。。使い勝手もよさそう
おっ!雷が近づいてきたぞーー
2007年7月23日 (月)
2007年7月20日 (金)
2007年7月19日 (木)
2007年7月18日 (水)
2007年7月15日 (日)
ぐい呑み(短編小説)
男は、霧雨のなかにたたずむ女を見た。その後姿に、ふと、二十数年前のあの日がよみがえってきた。
古びた駅舎に続くホーム、じっと見詰め合った瞳を静かに閉じて、女は振り返ることもなく、汽車とともに立ち去っていった。どこまでも続く2本のレールを残して……。
男は、重い気持ちを引きずりながら、たどりついた家で、鰯の生姜煮を肴に、いつまでもビールを飲み続けていた。
女は、汽車に乗って座席に腰を下ろし、「ふ~」と深いため息をひとつついた。そして、なにげなく窓の外に流れる景色に目をやった。深い緑の間から、時々、海の青が見える。「もうすぐ、牛窓だわ」、つぶやきの声にも、力がなかった。
そのころ、男は……
そのころ、男は2階の書斎の窓から庭を見ていた。煙るような雨の中に、小さな池があり、その周りに飛び石が並んでいる。その石をたどっていくと、庭の奥に紫陽花が咲いていた。そこだけが、なぜか鮮やかに浮き上がっているようだ。その花のなかに、ふと一人の少女の姿が浮かんだ。苗字はもう忘れた。たしか「風子(ふーこ)」といったはずだ。その子のことを考えながら、男は、いつか軽い眠りについていた。
駅に降りた女は、駅前のバスに乗って、港へ向かった。
バスには、乗客は女一人だった。最後部の右端の席に座った女は、夕闇が迫った田舎町の姿をじっと眺めながら、窓に顔を寄せていた。窓にも女の顔がぼんやりと映っていた。
やがて、終点で降りた女の足は、港のはずれの古い居酒屋に自然に向かっていた。「たしか、以前、来たことがあるわ」、店の暖簾をくぐりながら、女は思った。黒い厚い木のカウンターの前に座わり、ちょっと考えて、地物の刺身を頼んだ。マスターが「今日のぐい飲みはどれにしますか?」と竹かごにぐい飲みをたくさん持って、女の前に来た。
男は、やがて軽いまどろみから覚めた。窓の外は、すでに夕闇が降りていた。かすかに空腹をおぼえた男は、静かに立ち上がり、階段を下りていった。廊下を右に曲がり台所にたった男は、いつものように酒の肴を手早くつくり始めた。食卓に肴を並べながら、「今夜のぐい飲みはどれにしようか」と考えた。黒い木製の食器棚の奥から、奇妙に歪んだ備前のぐい飲みを一つ取り出した。
女は、マスターが差し出した竹かごのなかから、少し考えて黒いぐい飲みをひとつ選んだ。厚手のぐい飲みで、手のひらにしっかり重みを感じるものだった。グルッとまわしてみると、不思議に歪んでいる。黒い光沢に、店の裸電球がぼんやり映っている。なぜか、女は釉薬にあこがれていた。
お通しの切り干し大根をつまみながら、手酌でぐい飲みを空けていった。別れた男のことを考えながら……
**あとがき**
この小説、「ぐい呑み」は このブログにコメントを寄せてくださった eizan23さん作です。コメント小説にしておくのは、もったいないので、ここでまとめて、あらためて 読んでみました・・・・・情緒豊かで なんだか情景がうかんでくるようです。
すべて、私の独断です。書いてくださったeizan23さんに感謝します。
2007年7月13日 (金)
緋襷=ヒダスキ
今日は13日の金曜日なので、ついでに気分がすぐれないので、福寿司で晩ご飯。安くて美味しいネタのお寿司と安くて食べたいおかずを選んで、ワインとビールをお腹に入れた。ごちそーさま~あああ、当分粗食にしよう。。。
備前粘土と稲藁の成分が焼成すると反応して、緋襷に赤く発色します。
その、赤の具合にもいろいろあってそれなりに工夫している、つもり。
小宇宙(?)・・・・・・・さまざまな苔と山野草と雑草と、そして備前焼。
この場所と備前焼が性にあった植物が、生き残って小さな世界を作っています。山麓窯の一角で。
2007年7月11日 (水)
2007年7月10日 (火)
2007年7月 9日 (月)
2007年7月 8日 (日)
2007年7月 6日 (金)
山麓窯
今日から作品展など、イベントの始まった山麓窯へ行ってきた。山麓窯は備前焼の窯や店が集中している伊部より東へ10分ほど国道を行くとあります。森林浴ができそうな緑と自然いっぱいの山麓にある。
私達の小さな作品達の展示は、この妙に落ち着く茶室でしています。
吹き抜ける風がとても爽やか・・・お昼寝したくなってしまうわ~
シルエットで見える私の作品・・・こんなところに置いてもらって、すまし顔(?)みたい・・・
ネックレスの展示の仕方も、かっこいい!
備前焼の食器はもちろん、窯元ですから・・自前。料理もオーナーさんお手製のやさしい味。
写真を撮る前に、つい食べちゃった~~失礼(^0^;
梅の種が・・・
梅干し、梅ドレッシング、梅のやわらか~いシロップ煮?なども自家製よ。梅の木がものすごくあるの、、、春には梅まつりがありますよ
食べた後も美しい備前焼!
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2007年7月 5日 (木)
まわるまわる
回る回る、轆轤は回る、、、右回りです。えっ・・・ホントに右だったっけ?考えてたら分からなくなってきた。
一昨日引いていた、台付きの小さな鉢が良い感じ。広がった大きめな鉢も作った。
あと 砂糖壷にでもと・・胴体と蓋を引いてみた、上手く合うような「ふたもの」に出来るかなぁ。
先日行った津山聚楽園の蓮の花です。雨にうたれて、可憐^^
明日から備前の窯元、山麓窯で灯りとアクセサリー展などのイベントが始まります。私の作品も出してもらいます。どんなに展示されているのか、楽しみ♪
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2007年7月 3日 (火)
2007年7月 2日 (月)
理由はないけれど
彼女がJR津山駅に降りたとき、細かい雨が降っていた。こんな雨なら気持ち良いくらい。。。歩いて行けない距離でもないはずだし。
そう、彼女は二十数年前 この街に住んでいたことがある。大体の地理は分かるのだ。勿論、車で行くこともできたのだが、電車に乗って そして 街をゆっくり歩いて、用事を済ませて 知人にも会わず、ひとりでいたかった。 ちょい、小説風に書いてみたわ~
運転は、昼寝ができないのと、帰りの電車の中でお弁当を食べたかったのさーーこれが理由。ちょっとした用事があってね~津山行った。 聚楽園です。入場無料、昔 子連れで鯉に餌をやりによく行ったなぁ。
おぉ~可愛い、美味い
青ネギとピーマンを素焼きにして、付け合わせ
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